強い気持ちと絶対治ると信じる心

私の母は50歳で子宮癌になりました。

癌というものは遺伝が大きいと思い込んでいた私はそれを聞いた時

まさか自分の母親がとすごくショックを受けました。

初めて癌専問の大きな病院へ行きステージ2の癌宣告を受け家族皆が辛い気持ちで生活を送りました。

手術をすれば90%再発は無いと言われ全敵の手術を受けました。

癌だと分かってから家族の生活は一気に変わりました。

私は毎日涙が止まらなくなり精神的に不安定になっていきました。

母は私たちの前ではいつも笑顔でしたが、きっと1人では泣いてたと思います。

辛いのは患者さんだけではないと実感しました。

家族も毎日生きた心地がしませんでした。

手術は無事成功しましたが、半年で再び癌細胞が見つかり抗がん剤治療を受けました。友人の母親は放射線治療で完治したと言っていたのに…

抗がん剤は副作用が強く顔はこけて細くなっていき見ているのが辛かったです。

身近な人が癌になって思った事は病気になった人の気持ちになって精神的に悩みすぎないという事でした。

いくら前で笑顔でいても絶対にバレます。

だからどれだけ辛くても自分だけはしっかりとした意識を持って支えなければいけないと思いました。

現在も髪の毛は抜けてしまい精神的に辛かったり、体調の優れない日は多いですが、

それでも毎日生きていてくれるだけで私は幸せです。